役員の男

企業において80年代までは、社員研修と銘打った類のものは開催されていませんでした。
先輩社員の仕事を見て覚えたり、自分が仕事をしていく中で会得するるといった、OJT式の指導が主流でした。
しかし、同業他社の参入で新しいサービスが提供されるようになると、今までと同じような経営スタイルでは利益が上がらないようになっていきます。
そこで、さらなる発展を目指すために、企業は人材育成のために社員研修を行うようになりました。
それは、以前とは違ってセミナー形式で行う方法です。
それによって、社員ひとりひとりの意思の統率や業務の遂行レベルを再確認することができるようになりました。
2000年代前後には、日本はかつてない大不況に見舞われます。
企業は、リストラを行う一方で、優秀な社員を育てるための社員研修に重きをおくようになります。
細かな指導によって、人材を育成するすることが企業として生き残る道と認識されてるようになりました。
そこで、企業活動における社員研修のセミナーを行う業者も多く登場しました。
最近では、役員研修のセミナーもあります。
役員クラスになると、社内の人物からはなかなか意見を言えなくなります。
そこで、役員研修のセミナーは新しい価値観やアイデアを取りいれるチャンスとなります。
外部機関による開催なので、同業他社はもちろん異業種の役員も参加しています。
そのような人たちとの交流によって、さまざまな分野からの情報収集も可能になります。